第64番札所 石鉄山前神寺
石鉄山前神寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/shikoku88/s64_maegamizi.html#basic
- 正式名称と通称
- 石鉄山金色院 前神寺(いしづちさん まえがみじ)/通称:-
- 本尊と宗派、開基
- 阿弥陀如来 / 真言宗石鉄派 / 役行者小角
- 真言
- オン アミリタ テイゼイ カラウン
- 御姿
-
- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第64番 石鉄山 前神寺 の御詠歌に
- 前は神うしろは仏 極楽のよろずの罪をくだく いしづち(まえはかみ うしろはほとけ ごくらくの よろずのつみを くだく いしづち)
- 所在地と電話番号
- 〒793-0053:愛媛県西条市洲之内甲1426(0897-56-2745)
- 前札所と次札所
- 前札所:第63番札所 吉祥寺(3.3km)/次札所:第65番札所 三角寺(45.0km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:吉祥寺→国道11号線→石鎚山駅前→前神寺
- 吉祥寺から徒歩1分、せとうちバス新居浜駅・中萩経由川之江行:氷見→石鎚神社(6分)、下車後徒歩(400m)
- JR予讃線石鎚山駅下車。徒歩10分。
- 駐車場:無料(30台:境内まで徒歩2分)
- 宿泊
- 宿坊130人(3800円)
石鉄山前神寺のその他情報
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- 2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ
奈良時代初期に、役行者小角が開基したと伝えられる。西日本最高峰、日本七霊山の1つ石鎚山で修行中の役行者の前に、蔵王権現となって現れた釈迦如来と前神寺本尊の阿弥陀如来を祀ったのが始まり。後に桓武天皇が勅使を送り、病気回復を当山に祈願した。無事平癒したためその霊験をたたえ、七堂伽藍を建立し金色院前神寺と寺号を決めた。以来皇室との縁が深く、文徳天皇をはじめ高倉帝、後鳥羽帝、順徳帝、後醍醐帝など歴代天皇が帰依して仏像や経巻を奉納し、たびたび堂宇を造修したと伝えられる。弘法大師も登山して求岡持法を修し、霊場に定めた。中世には領主河野氏、江戸時代には西条藩主松平氏の尊信と保護を受けて栄えた。松平氏は東照宮を祀り、三葉葵の寺紋を許したとされる。明治の神仏分離で寺は現在地に移り、お宮は石鎚神社となり現在も並んで祀られている。慶長年間に建てられた山頂近くの成就には前神寺の出張所があり、こちらを奥前神寺、ふもとの本寺を里前神寺と称する。昭和22年には、真言宗石鉄派の総本山として独立した。本堂は火災のため焼失、昭和47年に再建された。
堂塔
近年再建の本堂には本尊の阿弥陀如来が安置され、境内には大師堂、金毘羅堂、お滝不動、薬師堂、石鉄権現堂などがある。
その他
行事
- 毎年7月1日から10日間が「お山開き」。里前神寺より黒瀬峠を越え、成就から石鎚山項へ、白衣に身をかためた数万の信者が仏名を称えながら登る。昔は女人禁制で、女性は登ることができなかったとされる。現在でも7月1日と2日の2日間は昔どおりの女人禁制となる。10日間の大祭が終ると11日にはご神体がふもとの前神さんに帰るとされ、7月11日には大変なにぎわいとなる。
- 毎月20日が権現様縁日で、三体の蔵王権現像が御開帳される。
その他の情報
- 前神寺は、真言宗石鉄派の総本山で石鉄修験道の根本道場。
- 前神寺は横峰寺とともに山頂天狗岳にある石鉄権現の別当寺。また、東の遥拝所でもあった。
- 本堂手前の石段横に「御滝不動尊」がある。不動尊をめがけて1円玉を投げ、岩肌に張り付くと御利益があるとされる。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日