カロライナジャスミン

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カロライナジャスミン

カロライナジャスミンの情報

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一般名	カロライナジャスミン
学名	Gelsemium sempervirens
科名と属名、園芸分類	マチン科ゲルセミウム属の常緑つる性低木。
英語名	carolina jasmine / yellow jasmine / evening trumpet flower
別名	イエロージャスミン、イブニングトランペットフラワー
花の情報	茎頂に小型でラッパ状の芳香のある黄色い花を多数咲かせる。花冠は5裂して横に広がる。萼片は5枚、おしべは5本。
開花時期	3～4月
原産地	北アメリカ南西部
適温	耐寒温度：0℃
草丈	2～7m、広がり：50～300cm
花径	2～3cm

アメリカのノースカロライナ州やサウスカロライナ州に生え、ジャスミンのような香りがする花ということからこの名前がついた。ただし、モクセイ科ソケイ属のジャスミンとは全く違う種であり、全草にゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビリンなどの有毒成分を含む有毒植物。毒性は強く、目まいや呼吸機能の低下などの中毒症状を呈し死に至ることもある。ジャスミンティーとしてカロライナジャスミンの花に湯を注いだものを飲み中毒した事例もあるので注意が必要。古代ギリシャでは、未熟な果実を処刑に使っていたとされる。また、ソクラテスはこの毒を飲んで死んだと言われている（ドクゼリの毒であったともいわれている）。
花の形状がトランペット状に広がっていることから「イブニングトランペットフラワー」と呼ばれることもある。「カロラインジャスミン」とも呼ばれる。イギリスでは【Hemlock】と呼ばれている。
【Gelsemium】は、「ジャスミン」のイタリア名「gelsomino」が語源。
耐寒性が強く、関東以西では庭木にもなる。日当りを好み過湿を嫌うが、極端な乾燥は避けた方が良い。春から夏にかけて挿し木で増やすこともできる。
サウスカロライナ州の州花。