第69番札所 七宝山観音寺
七宝山観音寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s69_kanonzi.html#basic
- 正式名称と通称
- 七宝山 観音寺(しっぽうざん かんのんじ)/通称:おかんおんさん
- 本尊と宗派、開基
- 聖観世音菩薩 / 真言宗大覚寺派 / 日証上人
- 真言
- オン アロリキャ ソワカ
- 御姿
-
- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第69番 七宝山 観音寺 の御詠歌に
- 観音の 大悲の力 強ければ 重き罪をも 引き上げてたべ(かんのんの たいひのちから つよければ おもきつみをも ひきあげてたべ)
- 所在地と電話番号
- 〒768-0061:香川県観音寺市八幡町1丁目2-7(0875-25-3871)
- 前札所と次札所
- 前札所:第68番札所 神恵院(0km)/次札所:第70番札所 本山寺(4.7km)
- 交通と駐車場
- (前札所とは同じ住所)
- JR予讃線観音寺駅下車。善通寺行きバス6分(観音寺中学校前下車)。徒歩3分。
- 駐車場:無料(20台:境内まで徒歩1分)
- 宿泊
- 宿坊なし
七宝山観音寺のその他情報
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- 2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ
大宝年間に、法相宗の僧日証上人によって開山されたと伝えられ、当時は神宮寺と号していた。弘法大師は神恵院に来錫した時、神功皇后は観世音の生まれかわりとして聖観世音菩薩の尊像を刻み、山中に四十七基の仏塔を建て七種の珍宝を埋めて地鎮したことにちなみ、山号を七宝山と号した。さらに、琴弾八幡宮の別当寺として四国霊場札所に定めたといわれる。また、当寺の第七世住職となった大師は奈良興福寺にならい、中金堂、東金堂、西金堂の制をとり、七堂伽藍を造営し、中金堂に聖観音像、西金堂には薬師如来と十二神像、東金堂には弥勒菩薩を安置(現在は西金堂に神恵院があり、薬師如来は本堂に奉安、大師堂は神恵院への石段の登り口にある愛染堂に隣接し、庫裡では一山二ヵ寺分の納経朱印を扱っている)。それまでの寺号を観音寺と改号した。金堂は室町時代の建築といわれ、文明4年(1472年)から大永5年(1525年)までの間に大修復され、昭和4年にも解体修復がされている。
堂塔
四国霊場では珍しく、一山に68番と69番の二ヶ寺がある。仁王門の右の柱には「四国 六十八 六十九番 霊場」と書かれ、左の柱には「七宝山 神恵院 観音寺」と一緒に書かれている。
その他
行事
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その他の情報
- 本尊厨子の裏板には、貞和3年(1347年)常州下妻の僧の落書があり、この頃既に下妻から四国遍路に訪れていることが知られている。
- 俳諧の祖、山崎宗鑑が寺のそばに一夜庵という庵を結んでいた。ある夜、自分を呼ぶ声が聞こえてきたので外に出てみると誰もいない。聞こえる足音を追うと、日頃お参りしている小さな祠の前で音が消えてしまった。それ以来沓音天神という名が付いたといわれる。現在も、仁王堂のそばに建っている。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日