第82番札所 青峰山根香寺
青峰山根香寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s82_negorozi.html#basic
- 正式名称と通称
- 青峰山千手院 根香寺(あおみねざん ねごろじ)/通称:-
- 本尊と宗派、開基
- 千手千眼観世音菩薩 / 天台系単立 / 弘法大師
- 真言
- オン バザラ タラマキリク
- 御姿
-
- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第82番 青峰山 根香寺 の御詠歌に
- 宵の間の たえふるしもの 消えぬれば あとこそ鐘の 勤行の声(よいのまの たえふるしもの きえぬれば あとこそかねの ごんぎょうのこえ)
- 所在地と電話番号
- 〒761-0884:香川県高松市中山町1506(087-881-3329)
- 前札所と次札所
- 前札所:第81番札所 白峯寺(4.6km)/次札所:第83番札所 一宮寺(13.3km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:白峰寺→バス停吉田→一本松→根香寺
- 白峰寺から徒歩90分、高屋→王越、琴電バス:根香口(41分)、琴電バス:高松築港→根香口(30分)、下車後徒歩
- JR高松駅下車。王越方面行きバス25分(根香口下車)。徒歩1時間。
- 駐車場:無料(10台:境内まで徒歩2分)
- 宿泊
- 宿坊なし
青峰山根香寺のその他情報
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- 2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ
弘仁年間、弘法大師がこの地を巡賜して金剛界曼陀羅の五智如来を感得し、密教相応の霊地とした。その際、それぞれの山に青峰、赤峰、黄峰、白峰、黒峰と名付けたといわれる(この5峰を五色台と呼ぶ)。青峰には華蔵院を建立し、末代修正済度のため五智如来の五大明王である不動明王・降三世明王・軍荼利明王 ・大威徳明王・金剛夜叉明王の五智尊合行護摩供を修行した。天長9年(832年)には智証大師も訪れ、香木で千手観音像を刻んで千手院を創建し、この二院を総称して根香寺と号したという。この香木の根の香りがあまりにも高いことから寺名となり、また、香りが川に流れて香ることから「香川」の県名がつけられたともいわれている。その後、後白河法皇の勅願所となり寺運は隆盛であったが、天正の兵火などで焼失し衰退。江戸時代に高松藩主松平氏により再興された。
堂塔
- 本堂の廻郎には戦後の勧進による三万三千三百三十三体の観世音菩薩の小さな像が並んでいる。
白猴欅の巨木
竜宮地蔵
その他
行事
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その他の情報
- 「牛鬼」伝説が有名である。昔、この青峰に牛鬼が住み、付近を荒らして里人を苦しめていた。そこで、山田蔵人徳兵衛という弓矢の名人がその牛鬼を退治しようと山の中を探したが見つからない。そこで根香寺の本尊に祈り、ついに牛鬼を討ち取ったとされる。牛鬼の像は境内に建てられており、山田徳兵衛は豊臣秀吉の家来だったと言われている。
- 境内の片隅には樹齢1600年以上の白猴欅の巨木の切株が残っており、これが寺号の由来ともされる。
- 本尊の千手観音像は桜材の一本造りで、33年に一度御開帳とされる秘仏。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日