第78番札所 仏光山郷照寺

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仏光山郷照寺 - 四国霊場八十八箇所資料集での納経帳への朱印

仏光山郷照寺の基本情報

最終更新
2007-05-21T00:00:00+09:00
この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s78_gousyouzi.html#basic
正式名称と通称
仏光山広徳院 郷照寺(ぶっこうざん ごうしょうじ)/通称:厄除けうたづ大師
本尊と宗派、開基
阿弥陀如来 / 時宗 / 行基菩薩
真言
オン アミリタ テイゼイ カラウン
御姿
仏光山郷照寺 - 四国霊場八十八箇所資料集の御姿 本尊のカラーイメージ
御詠歌
唱え奉る 四国霊場 第78番 仏光山 郷照寺 の御詠歌に
踊り跳ね 念仏唱う 道場寺 拍子を揃え 鐘を打つなり(おどりはね ねんぶつとなう どうじょうじ ひょうしをそろえ かねをうつなり)
所在地と電話番号
〒769-0210:香川県綾歌郡宇多津町1435(0877-49-0710)
前札所と次札所
前札所:第77番札所 道隆寺(7.1km)/次札所:第79番札所 天皇寺(6.3km)
交通と駐車場
徒歩:道隆寺→丸亀市街→蓬莱橋(旧国道11号線)→宇多津→郷照寺
道隆寺から徒歩1分→琴参バス丸亀行:バス停道隆寺→丸亀通町(10分)、琴参バス高松行:丸亀通町→西の庄(10分)、下車後徒歩(400m)
JR予讃線宇多津駅下車。徒歩20分。
駐車場:無料(50台:境内まですぐ)
宿泊
宿坊50人(3800円)

仏光山郷照寺のその他情報

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2007-05-21T00:00:00+09:00
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歴史と謂れ

聖武天皇神亀2年(725年:霊亀年間との説もある)に行基菩薩によって開創され、仏光山道場寺と名づけられた。本尊の阿弥陀如来は行基菩薩の作といわれる。後の大同2年(807年)には弘法大師が留錫し、荒廃した伽藍を改築して霊場に定めた。のちの弘仁6年(815年)には一刀三礼でご尊像を刻み厄除けの誓願をしたといわれる。やがて理源大師や道範阿闍梨が寺にとどまり、後の正応元年(1288年)、一遍上人が伽藍を再興した。その折、一遍流の法門による光明を大衆に与える踊り念仏の修行道場となり、郷照寺に改名された。室町時代には細川頼之の帰依を受け、子院七か寺を有して栄えていたが、戦国期に長曽我部勢の兵火により焼失。後の寛文4年(1664年)に、高松藩主松平頼重により再興された。その際、宗派を一遍上人を偲び時宗に改宗され、寺名も七十七番道隆寺と似ていた事から「郷照寺」と改められた。なお四国霊場で宗派が時宗なのはこの寺のみである。文化2年(1805年)には藩主が病気平癒を祈願し、それが成就したので大書院を建立し、四石の保護料を寄進したといわれる。その後病気平癒の折祷寺として松平家代々の庇護を受け、本堂や客殿観海桜などが建築されている。

堂塔

郷照寺の仁王門

急な参道を登りつめたところに本堂があり、さらに坂を登ると大師堂。この手前には万躰観音を安置した洞窟がある。

本堂・大師堂

約400年前に再建されたもの。屋根の形は、東大寺など奈良の寺院によく見られる奈良様式の造りで、霊場の中では珍しい。本尊の阿弥陀如来鎌倉時代の作で、県指定有形文化財に指定されている。また、大師堂は堂の中に入ることができ、大師像を間近で参拝できる。

庚申堂

本堂近くの庚申堂に祀られ、本尊は六本の手を持つ青面金剛。病魔を除くに霊験あらたかと地元の人や遍路が信仰している。また、民間信仰である「庚申信仰」を伝えている。庚申信仰は、人間の体の中にいる「三戸」という霊物が庚申の夜眠っている間に体から抜け出し、天に登って天帝にその人の罪を告げるといわれている。そのため庚申の夜は眠らないように、信者が庚申堂に集まり語り明かしたとされる。

万体観音洞

行事

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その他の情報

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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日