第61番札所 栴檀山香園寺
栴檀山香園寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s61_kouonzi.html#basic
- 正式名称と通称
- 栴檀山教王院 香園寺(せんだんさん こうおんじ)/通称:小松の子安さん
- 本尊と宗派、開基
- 大日如来 / 真言系単立 / 聖徳太子
- 真言
- オン アビラウンケン バザラダトバン
- 御姿
-
- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第61番 栴檀山 香園寺 の御詠歌に
- 後の世を思えばまいれ香園寺 止めて止まらぬ白滝の水(のちのよを おもえばまいれ こうおんじ とめてとまらぬ しらたきのみず)
- 所在地と電話番号
- 〒799-1102:愛媛県西条市小松町南川甲19(0898-72-3861)
- 前札所と次札所
- 前札所:第60番札所 横峰寺(9.3km)/次札所:第62番札所 宝寿寺(1.5km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:横峰寺→香園寺奥ノ院白滝不動→香園寺
- 構峰寺から徒歩(3.5km)、せとうちバス小松営業所行:石鎚農協→小松営業所(40分)、せとうちバス湯谷口・庄内経由三芳駅行:小松営業所→大師入口(2分)、下車後徒歩(500m)
- JR予讃線伊予小松駅下車。徒歩15分。
- 駐車場:無料(80台:境内まですぐ)
- 宿泊
- 宿坊500人(3800円)、要予約
栴檀山香園寺のその他情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s61_kouonzi.html#other
歴史と謂れ
用明天皇(聖徳太子の父)の病気平癒を祈願して聖徳太子が建立したとされる。その時太子の前に現れた金衣白髪の翁が、本尊の大日如来を安置したと伝えられる。天平年間には行基が来錫、大同年間には弘法大師が来錫して霊場に定めた。巡錫中の大師が門前で難産に苦む婦人を見つけ、唐から持ち帰った大日如来像を本尊の胸の中に納めて栴檀の香を焚き、護摩修法を行ったところ、婦人は無事に出産でき、これが栴檀山の山号の由来とされる。一時は七堂伽藍六坊を備えていたが、長宗我部元親による天正の兵火で堂宇を焼失。大正2年(1913年)に再建された。
堂塔
山麓の一万坪の境内には、昭和51年建立の大聖堂(本堂、大師堂)、500名収容の宿坊、庫裡などが建ち並んでいる。
大聖堂
昭和51年に建立され、中に入ると柱は無く600余りの固定席がある。
子安大師
その他
行事
-
その他の情報
- 寺の勝縁により、安産・子育て・お身代わり・女人成仏の四誓願と祈願の秘法を遺した。「子安大師の寺」といわれ、お堂の中の大師は旅姿で、背中にござを背負い右手に錫杖を持ち、左手に小さな子供を抱いている。大正のはじめには住職の山岡瑞圓師が子安講を創始し、難産で苦しむ女性の祈祷をした。その後子安講は発展し、現在も多く信者が参拝し、大師のことを「子安大師」と呼び親しんでいる。境内のいたるところに御利益を授かり子宝に恵まれた人々から奉納された赤ん坊の写真があり、その数は年間数千枚になるとされる。
- 横峰寺からの遍路道中の山裾に、香園寺奥之院がある。本堂には不動明王が祀られており、修行者などが訪れる。本堂の左手に小川が流れており、川沿いに上流へ進むと滝がある。滝の上には不動明王像と脇に矜羯羅童子像・制多伽童子像が祀られており、滝修行に訪れる人も多い。平成16年の台風で大きな被害を受けたが、その後徐々にではあるが修復されている。
このページに関するご案内
-
この文書は
Keyから
資料集、
思想、
四国霊場八十八箇所とリンクを辿ると、当ページ
第61番札所 栴檀山香園寺に辿り着きます。
- Site mapよりこのサイトの全体的な構造を把握できます。
- 索引よりこのサイト内にある任意のキーワードを含んだ文書を探すことができます。
- この文書のURIは
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s61_kouonzi.html
です。
Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日