第56番札所 金輪山泰山寺
金輪山泰山寺の基本情報
- 最終更新
- 2007-05-21T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/shikoku88/s56_taisanzi.html#basic
- 正式名称と通称
- 金輪山勅王院 泰山寺(きんりんさん たいさんじ)/通称:-
- 本尊と宗派、開基
- 地蔵菩薩 / 真言宗醍醐派 / 弘法大師
- 真言
- ノウビイブウ ソワカ
- 御姿
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- 御詠歌
- 唱え奉る 四国霊場 第56番 金輪山 泰山寺 の御詠歌に
- みな人のまいりてやがて泰山寺 来世の引導たのみおきつつ(みなひとの まいりてやがて たいざんじ らいせのいんどう たのみおきつつ)
- 所在地と電話番号
- 〒794-0081:愛媛県今治市小泉1-9-18(0898-22-5959)
- 前札所と次札所
- 前札所:第55番札所 南光坊(3.0km)/次札所:第57番札所 栄福寺(3.0km)
- 交通と駐車場
- 徒歩:南光坊→今治西高→泰山寺
- 南光坊から徒歩5分、せとうちバス鈍川温泉・神子森本地ロ・葛谷・新谷土居行:高島屋前→小泉(12分)、下車後徒歩(600m)
- JR予讃線今治駅下車。鈍川方面神子森行きバス8分(小泉下車)。徒歩10分。
- 駐車場:無料(50台:境内まで徒歩1分)
- 宿泊
- 宿坊80人(3800円)
金輪山泰山寺のその他情報
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歴史と謂れ
弘仁6年(815年)、弘法大師がこの地を巡錫しているとき、梅雨のため蒼社川が氾濫していた。伊之子山付近に源を発する蒼社川は、玉川村から今治市の東南を抜けて燧灘へ流れ込んでいる。この川は毎年のように氾濫し、地元の人々から「人取川」と呼ばれ、氾濫は悪霊の祟りと恐れられていた。大師は村人達と共に川原に壇を築き、土砂加持の秘法を七座厳修した。その満願の日に延命地蔵が空中に現われ、大師が示現した地蔵尊を刻み本尊として一寺を建立し安置した。寺号は延命地蔵十大願の第一「女人泰産」からとり、泰山寺と名付けられた。山号の金輪山は裏手の山の名前で、当初はこの山の山頂に建てられていたとされる。天長元年(824年)、淳和天皇の勅願所として七堂伽藍も建立され、塔中十坊を有する大寺となった。しかし度重なる兵火で寺運は衰退。その後、現在の場所へと移された。
堂塔
鐘楼
鐘楼は、明治14年(1881年)に、今治城内にあった太鼓楼の古材で建てられたといわれる。
その他
行事
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その他の情報
- 大師堂のそばに、大師がこの寺を建立したときに自ら手植えしたといわれる「不忘松」があったが、近年枯れた。現在は、子株として育っていた松が植えられている。
- この寺で売られている「千枚どうしのお札」は、痛いところがあれば水と一緒に飲めば治ると信じられている。全ての願いが叶うありがたい御札だが、特に歯痛に効くといわれている。
- びんずる尊者が祀られている。別名を「撫で仏」といい、自分の悪い所と同じ場所を撫でると治るとされている。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年05月21日 最終更新:2007年05月21日