イットリウム【Yttorium】
イットリウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/y.html#basic
イットリウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- イットリウム / Y / 39
- 分類
- 遷移元素
- 族/周期/ブロック
- 3(IIIA) / 5 / d
- 密度/硬度
- 4472kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 銀白色
イットリウムの原子特性
- 原子量
- 88.90585amu
- 原子半径(計測値)
- 180(212)pm
- 共有結合半径
- 162pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Kr]4d15s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 9, 2
- 酸化数(酸化物)
- 3(弱塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 六方最密構造
イットリウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 1799K
- 沸点
- 3609K
- モル体積
- 19.88×10-6m3・mol-1
- 気化熱
- 363kJ・mol-1
- 融解熱
- 11.4kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 5.31Pa(1799K)
- 音の伝わる速さ
- 3300m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.003%
- 電気陰性度
- 1.22(ポーリング)
- 比熱容量
- 300J・kg-1・K-1
- 導電率
- 1.66×106m・Ω
- 熱伝導率
- 17.2W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:600kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1180kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:1980kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:5847kJ・mol-1/第5イオン化エネルギー:7430kJ・mol-1/第6イオン化エネルギー:8970kJ・mol-1/第7イオン化エネルギー:11190kJ・mol-1/第8イオン化エネルギー:12450kJ・mol-1/第9イオン化エネルギー:14110kJ・mol-1/第10イオン化エネルギー:18400kJ・mol-1
イットリウムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/y.html#basic
イットリウムの特徴
希土類元素の1つ。スカンジウム族元素の1つでもある。空気中で表面は酸化されるが、内部までは侵されない。酸には易溶だが、アルカリには溶けない。熱水と反応する。
イットリウムの歴史
1794年にガドリン【J.Gadolin】が新元素として発見。当初はイットルビアと呼ばれた。
イットリウムの用途
- コバルト、鉄との合金は永久磁石として利用される。
- 赤色の蛍光体、高圧水銀灯などに利用される。
- セラミックスの原料にイットリウムを混ぜると、セラミックスの耐久性が増す場合がある。
- イットリウムを含む酸化物はカラーテレビの赤色蛍光体として利用されている。
その他
スウェーデンの地名「イッテルビー(Ytterby)」から命名。この元素が、イッテルビーで見つけられたガドリナイトと呼ばれる鉱石の中から発見されたことに由来。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日