スズ【Tin】
スズの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/sn.html#basic
スズの一般特性
- 名称/記号/番号
- スズ / Sn / 50
- 分類
- 卑金属
- 族/周期/ブロック
- 14(IVB) / 5 / p
- 密度/硬度
- 7310kg・m-3 / 1.5
- 単体の色
- 光沢のある銀灰色
スズの原子特性
- 原子量
- 118.710amu
- 原子半径(計測値)
- 145(145)pm
- 共有結合半径
- 141pm
- VDW半径
- 217pm
- 電子配置
- [Kr]4d10 5s2 5p2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 18, 4
- 酸化数(酸化物)
- 4,2(両性酸化物)
- 結晶構造
- 正方晶
スズの物理特性
- 相
- 固体
- 融点
- 505.08K
- 沸点
- 449.47K
- モル体積
- 16.29×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 295.8kJ・mol-1
- 融解熱
- 7.029kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 5.78×10-21Pa(505K)
- 音の伝わる速さ
- 2500m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.004%
- 電気陰性度
- 1.96(ポーリング)
- 比熱容量
- 228J・kg-1・K-1
- 導電率
- 9.17×106m・Ω
- 熱伝導率
- 66.6W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1:708.6kJ・mol-1/第2:1411.8kJ・mol-1/第3:2943.0kJ・mol-1/第4:3930.3kJ・mol-1/第5:7456kJ・mol-1
スズのその他情報
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- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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スズの特徴
炭素族元素の1つ。環境の整っていない時代には鉱山からの採掘の際に多くの労働者が肺を病んだ。
スズの歴史
-
スズの用途
- 古来から用いられる金属材料には、鉛との合金のはんだや青銅がある。
- βスズを鋼板に被覆したものに、ブリキがある。
- 内燃機関において高回転軸を支える軸受部分に銅との合金バビットメタルが用いられる。
- 熱線カットガラスは近赤外線を遮断するガラスでインジウムとスズの酸化物が乗用車のフロントガラスなどに用いられる。
- パイプオルガンのパイプにもスズを主とした合金が使われてきた。
- 古来日本では、金属スズは比較的毒性が低く、酸化や腐食に強いため、主に飲食器として重宝された。
- 神社で用いられる瓶子、水玉、高杯などの神具に用いられる。いずれも京都を中心として製法が発展し、全国へ広まった。
その他
ラテン語の「スズ(stannum)」から命名。スズは本来、銀と鉛の合金を指していたが、4世紀頃よりスズを【stannum】と呼ぶようになった。
当ページ作成にあたり、参考にさせてもらったリソース
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日