Opera 9.0 ショートカットキー覚書

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当文書はUse Opera without a Mouseの邦訳です。

序文

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Use Opera without a Mouse

なぜキーボードだけでページを見た方が良いのか。

この文書はOpera 9.0 用です。

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当文書では一般的な Windows のショートカットキーに対する知識はあるものと仮定して、Operaをキーボードのみで使いこなすことに特化した独自機能の説明を行います。その他の基本的な情報は付記をご覧下さい。

必須となるショートカット

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はじめる前に

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Operaはどんなときでも、「ヘルプ」から「Operaについて」、「キーボード」と順に開くことによって、キーボードショートカットに関する広範囲なビルトインリファレンスページを開くことができます。

また、F1を打鍵することにより、Operaのヘルプファイルを開くことができます。

Escはどんなダイアログボックスでも閉じることができます。開いているページにフォーカスがある際は、Escによってそのページの読み込みを中止することができます。

基本的なインターフェイスの機能

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マウスを使わずにOperaを使う際は、キーボードフォーカスがどのように機能するのかを理解しなければなりません。Operaの外観は、アプリケーションウィンドウ、文書を含むページ、電子メールやチャットセッション、トップメニュー、コンテクストメニュー、ツールバー、アドレス欄、パネルといった主要な部分で構成されています。

ツールバー上の各ボタンの機能をキーボード操作で代用することもでき、これらのショートカットキーを覚えることによってツールバーを表示する必要はなくなります。ツールバーを完全に非表示とすることによって、ページを広いスペースで閲覧することが可能となります。メニューから「表示」、「ツールバー」と順に選択して必要のないツールバーを非表示にして下さい。この操作ももちろんキーボードのみで行うことができます。他のWindowsアプリケーションと同様で、Altを使いメニューにカーソルを移して下さい。

ツールバーを使わない操作方法を学ぶ

Operaショートカットキーの半分以上はブラウザ独自の機能ですが、一般的なシステムとマルチドキュメントインターフェイスショートカットキーについての知識がある程度あれば比較的習得は容易いでしょう。Ctrl+F8を打鍵することによってアドレスバーの表示と非表示を切り替えることができますので、このバーなしで操作することも可能です。

Opera 上であればどこでもローカルコンテクストメニューまたは右クリックメニューを使うことができます。キーボードを使用する場合、Opera上のどこにカーソルがあっても――ほとんどの場合――、Ctrl+Mでコンテクストメニューを開くことができます。コンテクストメニューは矢印キーを使うことによって操作でき、追加可能なオプションや多くのショートカットキーが提供されています。

OperaのフルスクリーンモードはOpera Showとして知られており、F11を打鍵することによって有効と無効を切り替えることができます。フルスクリーンモードではPgUpPgDn、矢印キーを使って操作をすることができます。

ドキュメントの読み込み及び処理

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Webブラウザの最も重要な機能は文書を読み込み、そして表示することです。Operaでは、1つの文書を表示するか複数の文書を表示するかをタブ機能を用いることによって選択することができます。

ローカルドライブにある文書を読み込む場合はCtrl+Oを打鍵します。外部文書のURIを直接入力したりブックマークのニックネームを入力する場合はF2を打鍵して下さい。アドレス欄を使う方がよければF8を打鍵してアドレス欄にフォーカスを移して直接外部文書のURIを入力して下さい。Ctrl+Tを打鍵すれば新しいタブが開き、そのアドレス欄にフォーカスが移ります。

Shift+Iを打鍵することによって、全ての画像を表示、キャッシュの画像のみを表示、全て非表示の3種類の画像表示モードの中からその場に合った表示モードにいつでも切り替えることができます。同様に、ドキュメントモードとユーザモードを切り替えることができるShift+Gコマンドも便利です。

印刷プレビューを表示するにはShift+Pを、文書を印刷するにはShift+Pを打鍵して下さい。文書のソースを表示したい場合はCtrl+F3を打鍵して下さい。

F5またはCtrl+Rによって文書を再読込することができます。この機能は他の機能同様に文書の読み込みまたは処理を行う際に便利であり、文書上で表示するコンテクストメニューからも利用することができます。文書にカーソルがあればCtrl+Mを打鍵してコンテクストメニューを表示して下さい。

現在表示している文書をローカルに保存したい場合はCtrl+Sを打鍵します。現在のページを閉じたい場合はCtrl+WまたはCtrl+F4を打鍵します。Operaそのものを終了させたい場合はCtrl+Shift+WまたはAlt+F4を打鍵します。全てのOperaを閉じたい場合はCtrl+Qを打鍵します。

Operaを最小化してシステムトレイに格納したい場合はCtrl+Hを打鍵します。

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文書内の操作はかなり直感的なものとなっています。Ctrl+F7によってスクロールバーの表示と非表示を切り替えたり、PageUpPageDownHomeEndを使いページ内を移動する方法を覚えましょう。そして、矢印キーを使って文書を動かす操作を覚えましょう。

文書を構成する要素間を移動することもできます。ページ内の前と次のヘッダへはWSを使って移動することができます。EDでテキスト要素間を移動することも可能です。

QAを使って文書内の前または次のリンクへと移動することが可能です。これはCtrl+DownCtrl+Upでも同じ動作が可能です。リンクを選択すれば、EnterまたはSpaceを打鍵することによってその選択されているリンクの指す文書を読み込むことが可能です。さらにCtrl+Mを打鍵することによってリンク用のコンテクストメニューを開くこともできます。

リンクされている文書を読み込まずローカルに保存したい場合はCtrl+Shift+Sを打鍵します。クリップボードへリンクされている文書のアドレスをコピーしたい場合はCtrl+Alt+Cを打鍵します。

フォームの構成要素にフォーカスを移したい場合はTabShift+Tabを使用して下さい。F9を打鍵することによって文書内の本文へフォーカスを戻すことができます。

空間移動を使うことによって選択をしたいリンクやフォームへの自由な移動が可能となります。Shift+DownShift+UpShift+LeftShift+Rightを打鍵することによって、その方向で最も妥当だと思われる要素が選択されます。

フレームを使用した文書は混乱を招きますが、キーボードを使うことによって容易に操作することが可能です。各フレーム間を移動したい場合は単純に3を打鍵し、フレーム内の文書を単体のそれと同様に操作することができます。選択中のフレーム内文書を再読込したい場合はAlt+F5を打鍵し、ソースを見たい場合はAlt+F3を打鍵します。

OperaへのまたはOperaからのテキストの選択、コピー、貼り付け、消去、切り取りを行うショートカットキーのほとんどと、文書内の文字列検索を行うショートカットキーはWindows環境で統一されたものとなっています。詳しくは付記をご覧下さい。

Opera独自の特色として、選択した文字列を直接OperaメモにコピーするCtrl+Shift+Cコマンドが挙げられます。

アクセスキー

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ページによってはアクセスキーが提供されています。これは指定されたキーを打鍵することによって関連のリンクやフォームインプットを選択することができるものです。この機能を備えるサイトの多くはアクセスキーを利用するに当っての文書を用意しています。

ページによってはOpera のショートカットキーと指定されたアクセスキーが重複している可能性があります。従って、Operaは初期状態でアクセスキーモードはオフに設定されています。アクセスキーモードを有効にするにはShift+Escと打鍵し、それによってそのページ内で有効なアクセスキーの一覧が表示されます。また、リンクやフォームインプットにフォーカスを移すアクセスキーを打鍵することも可能となります。アクセスキーモードから抜けたい場合はもう一度Shift+Escを打鍵します。アクセスキーが押されるか別のページに移った際にはその場でアクセスキーモードは解除されます。

例えば、サイト内検索ページのアクセスキーがSで提供されている場合、Shift+Escと打鍵後にSと打鍵します。

マルチウィンドウの管理

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Opera は複数のタブを使った文書表示にも絶大な効力を発揮します。複数の文書を同時に表示している際に必要とされる処理全般に対してもショートカットキーが用意されています。

Shift+Enterで新しいタブで選択されているリンクが指す文書を表示することができます。Ctrl+Shift+Enterで選択されているリンクが指す文書をバックグラウンドのページで表示することができます。開いたページはいつでもCtrl+Wで閉じることができます。

拡大・縮小

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Operaの拡大・縮小機能はプログレスバー上に表示され、20%から1000%までのリストの中から好きな値を選ぶことができます。キーボードでも同様の機能を使うことができますが、その間の細かいパーセンテージを選択することができます。ズームキーを押したままにすることによって、そのページの閲覧にちょうど良い表示サイズに調節することができます。

67890のキーを使うことによって文書の拡大と縮小表示が可能です。

パネル及びダイレクトアドレス

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Opera では初期設定でパネルが設定されており、固定化、最大化、流動化またはそれらの無効化などの設定が可能となっています。他のパネルを追加したり、利用しないパネルを削除したり隠したりすることも自由にできます。

いずれかのパネルの上にフォーカスがあれば、Ctrl+Mでそれぞれのコンポーネントに関連したコンテクストメニューを開くことができます。フォルダやサブフォルダ、アカウントフォルダなどが選択されている場合はそれに関連したコンテクストメニューが開かれます。

Tabを使いそれぞれのパネル間を行き来します。矢印キーのを使用してリストをスクロールさせます。フォルダやサブフォルダの展開やアイテムの表示には矢印キーのを使い、これらを閉じるには矢印キーのを使います。アイテムやフォルダのプロパティを開く際はその上でAlt+Enterを打鍵して下さい。

現在表示しているドキュメントを選択中のブックマークフォルダもしくはそのサブフォルダに追加したい場合はCtrl+Tを打鍵して下さい。

パネルを削除したい場合はそのパネルを選択状態としてDeleteを打鍵して下さい。

全てのパネルを選択する場合はCtrl+Aを打鍵して下さい。これらの切り取り、コピー、貼り付け、削除、選択は標準の Windowsショートカット機能と同じです。

お気に入り文書に直接アクセスする方法は次の通りです。ブックマークへのクイックアクセスにニックネームを有効とするにはShift+F2を打鍵します(各ブックマークを選択してAlt+Enterを打鍵することによって表示されるプロパティにて、それぞれのニックネームを登録して下さい)。ブックマークはメニューバーのリストからAlt+Bを打鍵して表示することもできます。また、Ctrl+Spaceを打鍵することによって直接ホームページを開くことができます。

電子メール及びニュースクライアント

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Opera の電子メール及びニュースクライアントで必須ともいえるショートカットキーは次の通りです。

完全な概要はOpera のヘルプファイルにあり、「ヘルプ」から「Operaについて」、「キーボード」と順に辿ることによって表示できます。特筆すべきは、メッセージの作成中にコンテクストメニューをCtrl+Mで開くと、Operaメモの内容や保存済みの個人情報を挿入することができることでしょう。

チャット

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利用可能なチャットルームの一覧を表示するにはCtrl+Alt+Jと打鍵し、ルーム名を入力もしくは新しいルームを作成するにはCtrl+Shift+Jと打鍵します。その他のチャット機能はIRCコマンドを利用しますので、基本的な機能一覧をご覧下さい。

その他の機能とトリック

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設定画面はAlt+Pで開くことができます。F12を打鍵することによってクイック設定メニューを開くことができ、こちらからポップアップの有効と無効、クッキー、JavaScriptなどの設定を簡単に行うことができます。クイック設定メニューには、更にサイトにアクセスするための設定が含まれます。

開いているウィンドウ上でCtrl+Mでコンテクストメニューを表示することによって、自動更新やソースの検証などなどの便利な機能を使うことができます。

ボイス機能を使用してOperaを操作することもできます。詳細はOperaをボイス機能で利用をご覧下さい。

付記

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定義:「キーの組み合わせ」は1番目のキーを押したままにして2番目のキーを打鍵することによって成されます。

Enterは全ての目的のセレクタキーとなっています。もし当文書に記載されているなんらかの操作が実行できない場合は、その対象を選択してEnterを打鍵してみて下さい。Tabは通常プログラムインターフェイス間の項目を順に選択していくために使用されます。Ctrlは通常ショートカット用の他のキーと組み合わせて使われます。Altも同様です。Shiftはセレクタとして使われることもあり、例えばチェックボックスのオン・オフを行ったり、ラジオボタンの選択を行ったりするために使われます。

Ctrl+ZはURLテキストボックス、フォームなどの最後の変更を元に戻します。またOperaでは、閉じたばかりのウィンドウを再表示するためにも使用します。Ctrl+Shift+Zはさらにやり直しを行います。

4つの矢印キーはほとんどのキーボードの右下に位置し、全般的な操作に使用されます。PageUpPageDownは通常キーボードの右の方のどこかに位置し、一度に一つのページ分操作をするために使用されます。Homeを打鍵することにより、文書の先頭か文字列の先頭行のどちらかにフォーカスを移します。Endを打鍵することにより、文書の末尾か文字列の末尾のどちらかにフォーカスを移します。

全てのポップアップダイアログはTabSpaceShift+Tabと矢印キー、Enterによって操作することができます。

編集と検索は次の通りです。

この環境の他のアプリケーションと同じく、Altはメニューバーにフォーカスを移します。矢印キーを利用してメニューバー上のメニューやサブメニューを操作します。または実行したいメニューに記されている下線の付いた文字列に相当するキーを打鍵することによっても操作が可能です。例えば、Altを押したままVを打鍵し、TDと順に押すことにより、アドレスバーの表示と非表示を切り替えることが可能です。

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Copyright (C) 2006 七鍵 key@do.ai 初版:2006年08月29日 最終更新:2006年08月30日