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https://www.7key.jp/nw/wan/public/pbx.html#pbx
構内交換機、又は電話交換機と訳されます。企業や役所など多人数が在籍する建物に設置され、内線電話同士の接続や公衆電話網への接続を行うために使用される機器です。PBXはMDFの2次側に接続され、PBXの内線側から内線電話機へのケーブルが引かれます。内線電話機が複数のフロアに分かれている場合は、各フロアのIDF【Intermedate Distribution Facility】(中継端子盤)経由となります。PBXにはPBXの機能しか利用できない簡単な電話機の他に、DTIやファクシミリ、電話機自体が様々な機能を持つ多機能電話機などを接続することができます。
他の場所にあるPBX同士を結ぶ中継専用線には、NTTなどの通信事業者が提供する専用回線を使用します。この専用回線とPBXの間にはIBRと呼ばれるPBX間の交換動作を行う機器が設置されます。また、PBX同士を結ぶ中継専用線にIP網を使用するIP-PBX間通信が行われる場合もあり、その場合にはIBRの変わりにIP電話ゲートウェイ装置を設置します。
https://www.7key.jp/nw/wan/public/pbx.html#zyusin
受信機能とは外線から内線へ接続するための機能で、主に次の4つの方法があります。
NTTダイヤルイン、PBXダイヤルインとも呼ばれます。NTTなどの通信事業者のダイヤルインサービスを利用して、外線番号と内線番号を対応させるものです。外線番号の下4桁と内線番号を一致させる方法が良く採られるようです。物理的な回線1本に対して論理的な回線(ここでは内線)を複数結びつけるのが一般的です。
外線からの着信にてPBXに接続し、その後内線番号をダイヤルして目的の内線に接続するものです。
外線番号を特定の内線電話機に対応させるものです。その外線番号へ着信があった場合は、対応している内線電話機が鳴るようになっています。
代表番号による外線着信が必ずオペレータを通るようにするものです。
https://www.7key.jp/nw/wan/public/pbx.html#hasshin
発信をする際は特番と呼ばれる1桁の数字番号を動作の最初に押すことが必要となります。代表的な特番の設定例では「0」で外線発信、「1」で特殊機能の呼び出し、「6」でFAX、「7」で専用線による別オフィスの呼び出しとなっています。
https://www.7key.jp/nw/wan/public/pbx.html#supplement
PBXの機能を利用者の収容電話局にある交換気で実現させるサービスがあるので、PBXを持たない企業や役所もある。
PBXは通信を行う通話路部とその制御を行う制御部とからなります。通話路部がアナログのものをアナログ交換機、通話路部と制御部がデジタルのものをデジタル交換機(デジタルPBX)と呼びます。アナログ交換機は単に通話する回線を相手回線と接続するだけですが、デジタル交換はデジタル伝送路に電話信号を多重化してのせるPCM(Pulse Code Modulation パルス符号変調)方式をとります。
公衆回線に接続されず、専用線や内線電話網のみに接続される交換機を構内専用交換機(PAX【Private Automatic eXchange】)と呼びます。
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