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https://www.7key.jp/nw/technology/term/basic/packetc.html#packet
パケット交換方式とも呼ばれます。パケット通信とはデータを一度にまとめて送受信する回線交換方式とは対照的に、データを小さな単位に分割して一つ一つ送受信を行う通信方式のことです。分割されたデータはパケットと呼ばれ、データの他にも送信先の情報や自分がデータ全体のどの部分なのかを表す位置情報、誤り制御のためのデータなどが付加されます。パケット通信は蓄積交換方式に分類され、アメリカ国防省の研究プロジェクトであるARPAnetで採用されたのが最初でした。もちろんARPAnetから誕生したインターネットもパケット通信方式を採用しています。インターネットには常に複数のホストがアクセスしていますので、回線交換方式では回線を占有してしまう特性柄不向きと言えるでしょう。蓄積交換方式の一つであるパケット通信を採用することによって、多数の利用者がデータを多重化して伝送でき、通信回線を効率的に利用できるのです。また経路選択が柔軟に行えますし、何らかのエラーによって通信が一時停止したような場合でもデータを最初から受信し直す必要が無く、ダウンロード済みのパケット以降のデータを受信すれば良いので、障害に比較的強いという特徴もあります。更に通信速度や通信制御手段の異なるホスト間でも通信を行うことが出来るという点もインターネットを実現する上で大きなメリットだったと言えるでしょう。
データはPAD【Packet Assenbly Disassembly】と呼ばれるパケット組み立て分解機能によりパケットに分解されます。このパケットは一旦交換設備の記憶装置に蓄積され、中継伝送路の空いている時間に受信側の交換機に向けて送信されます。もちろん受信側はこの逆の動作を行い、もとのデータを組み立てるのです。
パケット通信は一定の範囲内でパケットのデータ量が変化する可変長パケットが主流ですがATMはセルと呼ばれる53オクテットの固定長パケットを使用します。
ARPAnetは1969年運用開始。
https://www.7key.jp/nw/technology/term/basic/packetc.html#distinctive
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