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https://www.7key.jp/nw/technology/control/atmadap.html#atpadaptation
ATMネットワークはマルチメディア通信志向ネットワークと言われています。ただ、マルチメディア通信と一言で言いましても、音声通信、画像通信、データ通信などそれぞれに適切なサービス品質を維持するための条件は様々です。ATMネットワークの技術では要求されるQoSを分類し、それぞれのQoSクラスについてデータをセルに乗せる方法を用意しています。これをATMアダプテーションと呼び、AAL【ATM Adaptation Layer】と言う機能層で実行します。
クラス0 | ベストエフォートサービス | |||
クラス1 | 固定ビット速度 | 送受信間のタイミング調整必要 | 固定速度 符号化映像 音声通信 | AAL1 |
クラス2 | 可変ビット速度 | 送受信間のタイミング調整必要 | 可変速度 符号化映像 | AAL2 |
クラス3 | CO型可変ビット速度 | 送受信間のタイミング調整不要 | データ通信 | AAL3,AAL5 |
クラス4 | CL型可変ビット速度 | 送受信間のタイミング調整不要 | データ通信 | AAL4,AAL5 |
AALは更にCS【Convergence Sub-layer】とSAR【Segmentation And Reassembly Sub-layer】の2階層構造となっています。CSトレイラの中身はシーケンス番号やCRC符号、PDUは階層化したプロトコルの各階層におけるパケットのことを指します。更に、CSサブレイヤーのパッドは、上位レイヤから渡されたデータが48オクテットに満たない場合にパディングとして使われます。
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