RSS1.0 記述方法

ここではRSS1.0の記述方法を解説します。ただ、対象としているのはRSSに今まで触れたことが無かった方ですので、詳しい説明はできるだけ省くつもりです。あくまでも何も知らない方がこのページを見るだけですぐに自分のサイトのRSSを作成できることが目的なので。詳しい説明をご希望の方はThe Web KANZAKIを参考にすると良いかと思います(私も当ページ作成のために参考にさせて頂きました)。

まずはテキストファイルにてRSSファイルを作成しましょう。ファイル名は(ファイル名として使える文字列であれば)何でも良いのですが、拡張子は.rdfもしくは.xmlが推奨されています。文字コードはどのようなものでも問題ありませんが、過去の経緯によりutf-8で無いと正しく動作しないRSS処理ソフトもあるようです。心配な方はutf-8にて作成しましょう。そして出来上がったファイルに以下をコピーアンドペーストして下さい。

記述方法は以下の通りですが、先に出来上がったものをどうするのかを説明しておきます。完成したRSSファイルは当然Webサーバに転送しなければなりません。Webサーバに転送し、あなたのページの分かり易い場所から次のようにリンクを貼って下さい。

<a href="https://www.7key.jp/hp/rss.rdf">RDF</a>

RSSとはで紹介したように他の人と合わせた記述をしておくのも良いでしょう。あとは訪問者があなたのサイトを気に入ってくれれば、このRSSファイルをRSS処理ソフトに登録してくれるでしょう。

RSS記述方法

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rdf:RDF
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"  
  xml:lang="ja">

  <channel rdf:about="https://www.7key.jp/hp/rss.rdf">
    <title>ホームページ作成の第一歩</title>
    <link>https://www.7key.jp/hp/</link>
    <description>当サイトはホームページを...</description>
    <items>
    <rdf:Seq>
      <rdf:li rdf:resource="https://www.7key.jp/hp/js/browser5.htm"/>
      <rdf:li rdf:resource="https://www.7key.jp/hp/js/child3.html"/>
    </rdf:Seq>
    </items>
  </channel>

  <item rdf:about="https://www.7key.jp/hp/js/browser5.html">
    <title>他サイトからの訪問者を、指定時間後に...</title>
    <link>https://www.7key.jp/hp/js/browser5.html</link>
    <description>検索エンジンなどからTOPページ以外の...</description>
    <dc:date>2005-04-09</dc:date>
  </item>

  <item rdf:about="https://www.7key.jp/hp/js/child3.html">
    <title>小窓を表示し、親窓から印刷をする</title>
    <link>https://www.7key.jp/nw/child3.html</link>
    <description>タイトルの通りのJavaScriptサンプル。...</description>
    <dc:date>2005-04-05</dc:date>
  </item>

</rdf:RDF>

もちろん上記をそのまま使うわけにはいきません(私の更新履歴ですから)。これを元にあなたの更新履歴に作り変えましょう。どこをどのように作り変えるかを示すためにもう一度同じものを記述します。変更を加える部分に番号をつけていますのでクリックして下さい。☆の部分は特に変更する必要はありません。

01<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
☆<rdf:RDF
☆  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
☆  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
☆  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"  
☆  xml:lang="ja">

02  <channel rdf:about="https://www.7key.jp/hp/rss.rdf">
03    <title>ホームページ作成の第一歩</title>
04    <link>https://www.7key.jp/hp/</link>
05    <description>当サイトはホームページを...</description>
☆    <items>
☆    <rdf:Seq>
06      <rdf:li rdf:resource="https://www.7key.jp/hp/js/browser5.htm"/>
07      <rdf:li rdf:resource="https://www.7key.jp/hp/js/child3.html"/>
☆    </rdf:Seq>
☆    </items>
☆  </channel>

08  <item rdf:about="https://www.7key.jp/hp/js/browser5.html">
09    <title>他サイトからの訪問者を、指定時間後に...</title>
10    <link>https://www.7key.jp/hp/js/browser5.html</link>
11    <description>検索エンジンなどからTOPページ以外の...</description>
12    <dc:date>2005-04-09</dc:date>
☆  </item>

13  <item rdf:about="https://www.7key.jp/hp/js/child3.html">
14    <title>小窓を表示し、親窓から印刷をする</title>
15    <link>https://www.7key.jp/nw/child3.html</link>
16    <description>タイトルの通りのJavaScriptサンプル。...</description>
17    <dc:date>2005-04-05</dc:date>
☆  </item>

☆</rdf:RDF>

文字コードを指定

現在編集中のRSSファイルの文字コードをこちらで指定します。例は「UTF-8」の場合ですが、Shift-JISであればShift_JIS、EUCであればEUC-JP、JISであればiso-2022-jpと記述して下さい。

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このRSSの場所を指定

サーバにアップロードした際のこのRSSファイルのURLを指定します。

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サイトのタイトルを指定

このRSSファイルが示すサイトのタイトルを指定します。40バイト以内が望ましいようです。

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サイトのURLを指定

このRSSファイルが示すサイトのURLを指定します。

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サイトの要約を記述

このRSSファイルが示すサイトの要約をここに記述します。500バイト以内が望ましいようです。

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更新状況のリストを作成

言わば更新状況の目次となる部分です。[06][07]のようにrdf:resource=""の部分に更新したページのURLを記述し、羅列して下さい。RSS1.0では羅列する数に制限はありませんが、RSS0.9では15までとなっています。更新履歴にいつまでも同じ情報をいくつでも載せているのは好ましくありませんのでせめてこの辺りで抑えておいたほうが無難ではないでしょうか。

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更新履歴の本文をまとめる

[06]と[07]が言わば目次であったのに対し、[08]-[12]や[13]-[17]は本文にあたります。[06]で示したページの更新履歴詳細はここからということを[08]では示しています。そして詳細の中身が、[09]-[12]となるわけです。ちなみにここで指定するURLは[06]で示すURLと同じでなければなりません。

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更新したページのタイトルを記述

更新したページのタイトルを記述します。100バイト以内が望ましいようです。

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更新したページのURLを記述

更新したページのURLを記述します。基本的に[08]で記述したURLと同じになります。

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更新したページの内容を記述

更新したページの内容や要約、概略などをこちらに記述します。任意となっていますので必ずしも記述する必要はありません。500バイト以内が望ましいようです。

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更新日時を記述

更新したページの更新日を記述します。例のように[4桁年]-[2桁月]-[2桁日]のように記述します。もし時間まで記述したいのであれば、2005-04-12T12:00+09:00のように記述して下さい。任意となっていますので必ずしも記述する必要はありません。

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