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https://www.7key.jp/data/word_custom/wakamizu.html#what
若水とは「わかみず」と読み、元日の早朝に最初にくむ水を指す。また、その水を年神様や神棚に供えることを指す場合もある。平安時代の宮中での立春の日の重要な行事であり、これがやがて元旦の行事として庶民の間に広がった。年頭に当って若水をくむことを「若水迎え」といい、できるだけ遠くに若水をくみに行くほど良いとされ、もし人に会っても口を利いてはならないしきたりであった。若水は一年の邪気を除くと信じられ、神棚に供えた後、その水で年神様への供え物や家族の雑煮を作るのに用いられ、また、口をゆすいだり茶を立てるのにも用いられた。
若水を汲むのは年男の役目とされる地方もあり、またその家の女性がくむしきたりの地方もある。若水をくむ際には「黄金の水を汲みます」など縁起の良い言葉を唱えた。
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