ストロンチウム【Strontium】
ストロンチウムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/sr.html#basic
ストロンチウムの一般特性
- 名称/記号/番号
- ストロンチウム / Sr / 38
- 分類
- アルカリ土類金属
- 族/周期/ブロック
- 2(IIA) / 5 / s
- 密度/硬度
- 2630kg・m-3 / 1.5
- 単体の色
- 金属系銀白色
ストロンチウムの原子特性
- 原子量
- 87.62amu
- 原子半径(計測値)
- 219(-)pm
- 共有結合半径
- 192pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Kr]5s2
- 電子殻
- 2, 8, 18, 8, 2
- 酸化数(酸化物)
- 2(強塩基性酸化物)
- 結晶構造
- 面心立方構造
ストロンチウムの物理特性
- 相
- 固体(常磁性)
- 融点
- 1050K
- 沸点
- 1655K
- モル体積
- 33.94×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 144kJ・mol-1
- 融解熱
- 8.3kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 246Pa(1042K)
- 音の伝わる速さ
- 不明
その他
- クラーク数
- 0.02%
- 電気陰性度
- 0.95(ポーリング)
- 比熱容量
- 300J・kg-1・K-1
- 導電率
- 7.62×106m・Ω
- 熱伝導率
- 35.3W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:549.5kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1064.2kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:4138kJ・mol-1
ストロンチウムのその他情報
- 最終更新
- 2009-05-05T22:31:11+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/sr.html#basic
ストロンチウムの特徴
アルカリ土類金属の1つ。空気中では灰白色の被膜を生じる。水とは激しく反応する。
ストロンチウムの歴史
1808年、イギリスのハンフリー・デービーにより発見される。
ストロンチウムの用途
- 花火や発煙筒の赤い色は硝酸ストロンチウムなどが用いられる。
- 高温超伝導体の材料として使われる。
- 炭酸ストロンチウムは、ブラウン管などの陰極線管のガラスに添加される。
- フェライトなどの磁性材料の原料としても用いられる。
- 単体のストロンチウムは反応性が高いため、真空装置中のガスを吸着するゲッターとして用いられる。
- 骨に吸収されやすいという性質を生かして、ストロンチウム89は骨腫瘍の治療に用いられる。ストロンチウム89の半減期は50.52日と短いため、ストロンチウム90に比べ被曝のリスクは少ない。
その他
ストロンチウムを含む鉱石の産出地、スコットランドの地名「ストロンチアン(Strontian)」から命名。
ストロンチウムの輝線スペクトルはスカーレットとされ、波長640.8 nm、650.4 nm、687.8 nm、707.0 nmからなる。
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Copyright (C) 2007-2009 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2009年05月05日