プラセオジム【Praseodymium】
プラセオジムの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/pr.html#basic
プラセオジムの一般特性
- 名称/記号/番号
- プラセオジム / Pr / 59
- 分類
- ランタノイド
- 族/周期/ブロック
- 3 / 6 / f
- 密度/硬度
- 6640kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 銀白色、薄黄色
プラセオジムの原子特性
- 原子量
- 140.90765amu
- 原子半径(計測値)
- 185(247)pm
- 共有結合半径
- 165pm
- VDW半径
- 不明
- 電子配置
- [Xe]6s24f3
- 電子殻
- 2, 8, 18, 21, 8, 2
- 酸化数(酸化物)
- 3(やや酸性)
- 結晶構造
- 六方最密充填構造
プラセオジムの物理特性
- 相
- 固体(常温では常磁性体)
- 融点
- 1204K(931℃/1715°F)
- 沸点
- 3793K(3520℃/6368°F)
- モル体積
- 20.8×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 296.8kJ・mol-1
- 融解熱
- 6.89kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 1.333224×10-6Pa(1070K)
- 音の伝わる速さ
- 2280m・s-1(293.15K)
その他
- クラーク数
- 0.005%
- 電気陰性度
- 1.13(ポーリング)
- 比熱容量
- 193J・kg-1・K-1
- 導電率
- 1.48×106m・Ω
- 熱伝導率
- 12.5W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1イオン化エネルギー:527kJ・mol-1/第2イオン化エネルギー:1020kJ・mol-1/第3イオン化エネルギー:2086kJ・mol-1/第4イオン化エネルギー:3761kJ・mol-1
プラセオジムのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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プラセオジムの特徴
希土類元素の1つでランタノイドに属す。常温下の空気中で酸化され黄色くなる。摂氏290℃以上で発火。展性、延性があり、水にゆっくりと溶け、熱水と反応。酸には易溶。加熱下で水素、窒素と反応する。プラセオジムは極低温下で特殊な磁気構造をとる。
プラセオジムの歴史
カール・アウアー・フォン・ヴェルスバッハが、もともと一つの元素と考えられていたジジミウム【didymium】からネオジムと共に1885年に発見。
プラセオジムの用途
- ガラスの着色剤(黄緑色)に使われる。
- 黄色顔料のプラセオジムイエローはジルコンにプラセオジムイオンが固溶したもの。
- プラセオジム磁石がある。
その他
三価のイオンが緑色を呈することから、ギリシャ語の「青みがかった緑(prasaios)」にちなみ命名。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日