クリプトン【Krypton】
クリプトンの基本情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
- この記事のURI参照
https://www.7key.jp/data/science/element/kr.html#basic
クリプトンの一般特性
- 名称/記号/番号
- クリプトン / Kr / 36
- 分類
- 希ガス
- 族/周期/ブロック
- 18(0) / 4 / p
- 密度/硬度
- 3.708kg・m-3 / (不明)
- 単体の色
- 無色
クリプトンの原子特性
- 原子量
- 83.798amu
- 原子半径(計測値)
- 不明
- 共有結合半径
- 110pm
- VDW半径
- 202pm
- 電子配置
- [Ar]3d10 4s2 4p6
- 電子殻
- 2,8,18,8
- 酸化数(酸化物)
- 0
- 結晶構造
- 面心立方構造
クリプトンの物理特性
- 相
- 気体(非磁性体)
- 融点
- 115.79K(-157.36℃/-251.25°F)
- 沸点
- 165.1K(-153.22℃/-244.12°F)
- モル体積
- 27.99×10-3m3・mol-1
- 気化熱
- 9.029kJ・mol-1
- 融解熱
- 1.638kJ・mol-1
- 蒸気圧
- 不明
- 音の伝わる速さ
- 1120m・s-1
その他
- クラーク数
- 2×10-8%
- 電気陰性度
- 3.00(ポーリング)
- 比熱容量
- 248J・kg-1・K-1
- 導電率
- 不明
- 熱伝導率
- 0.00949W・m-1・K-1
- イオン化エネルギー
- 第1:1350.8kJ・mol-1/第2:2350.4kJ・mol-1/第3:3565kJ・mol-1/第4:5070kJ・mol-1/第5:6240kJ・mol-1/第6:7570kJ・mol-1/第7:10710kJ・mol-1/第8:12138kJ・mol-1
クリプトンのその他情報
- 最終更新
- 2007-04-26T00:00:00+09:00
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https://www.7key.jp/data/science/element/kr.html#basic
クリプトンの特徴
希ガス元素の1つ。常温、常圧で無色、無臭の気体。重い気体であるため、吸引すると声が低くなる。地球上に存在する気体のなかで最も少なく、空気中に1.14 ppm程度しか含まれていない。空気を液化、分留することにより得られる。
クリプトンの歴史
ウィリアム・ラムゼーとモーリス・トラバース【Morris W. Travers】によって発見。
クリプトンの用途
- 不活性ガスであるため、白熱電球に封入されフィラメントの昇華を防ぐために用いられる。クリプトンが封入された白熱電球はクリプトンランプと呼ばれる。
- 1960年から1983年までは長さの単位メートルの基準としてクリプトンのスペクトルが用いられた。1メートルは「クリプトン86原子の準位 2p10 と 5d5 の間の遷移に対応する光の真空中における波長の 1,650,763.73 倍に等しい長さ」と定義されていた。
その他
ギリシャ語の「隠されたもの(cryptos)」から命名。この元素を発見するにあたって、隠れていたかのようなものがやっと見付かったことに由来する。
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Copyright (C) 2007 七鍵 key@do.ai 初版:2007年04月26日 最終更新:2007年04月26日