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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aun.html#what
あうん(あうん):名詞
(1)密教で、宇宙の初めと究極。万物の根元と、宇宙が最終的に具現する智徳。悟りを求める菩提心と、到達する涅槃。
(2)寺院の山門の左右にある仁王や狛犬の相。一方は口を開き、一方は口を閉じる。
(3)吐く息と吸う息。呼吸。阿吽の呼吸。
(4)対立する二つのもの。
阿吽の呼吸:2人以上で1つの事をするときに気持ちの一致する、微妙なタイミング。
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/aun.html#etymology
阿吽は仏教の呪文(真言)の1つ。サンスクリットで、「阿」【a】は口を開いて最初に出す音、「吽」【hum】は口を閉じて出す最後の音であり、そこからそれぞれを宇宙の始りと終りを表す言葉とされた。また宇宙の他にも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃に喩える場合もある。
更に、対となる物を表す用語としても使用され、特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形、閉じている方を吽形と言う。
これらから転じ、「阿」が呼気で「吽」が吸気であることから、両者の息が合う事を「阿吽の呼吸」と呼び、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動している様を「阿吽の呼吸」や「阿吽の仲」などと呼ぶようになった。
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