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https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/akatsuki.html#what
あかつき(あかつき):名詞
(1)夜の明ける頃。東の空が白み始める頃。夜明け方。夜明け。古くは、夜半過ぎから明け方までをさした。
(2)ある物事が実現・完成した際。
https://www.7key.jp/data/language/etymology/a/akatsuki.html#etymology
あかつきは「明か時(あかとき)」が転じた言葉で、奈良時代頃に用いられていた。これは一番鶏が鳴く頃とされ、夜を3つに分けた「宵」、「夜半」に続く明ける少し前の未明を指す語であった。「あかつき」と読まれるようになったのは平安時代頃からとされる。
また、夜が明ける一歩手前の頃をいう「東雲(しののめ)」、空が薄明るくなる頃をいう「曙(あけぼの)」との言葉が用いられ始め、次第にそれらと混同されるようになったといわれるが、いつ頃から現在のように空が白み始める頃を指して「あかつき」と呼ぶようになったかは不明。
「明移時(あけうつりどき)」や「明近附(あけちかづき)」、「明着(あかつき)」が語源とする説もある。
物事が実現・完成した時の意味――選挙に当選した暁には――で用いられる「あかつき」は、未完の時期を夜、完了を朝と考えての用法とされ、この「暁」も夜が明けて空が白み始める頃の意味で用いられている。
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